こんなものまで?ご当地自販機のススメ

こんなにも面白い!ご当地自動販売機

知っておきたい!高級グルメ自販機

日本は世界的に見ても自動販売機の設置台数が多く、全国津々浦々、普段はあまり人が立ち入らない山奥や岬の果てまでその姿を見つけることができます。
現代的なイメージの強い自動販売機ですが、その起源は驚くほど古く、紀元前のエジプトまで遡ることができると言われています。
人類初の自動販売機は物理学者であり数学者でもあったヘロンの著書『気体装置』に記録されており、硬貨を投入すれば一定量の水が出る、いわば「聖水自動販売機」と呼ばれているものです。
日本で本格的に導入されたのは1962年以降で、そこから燎原(りょうげん)の火のごとく普及し、ピークである2000年には550万台以上もの数が設置されていました。
それからは徐々に減少していき、2020年には404万台ほどになっていますが、普通の飲料品を扱っている自動販売機は別の、いわゆる「珍自販機」や「面白自販機」と呼ばれるものは増加傾向にあるようです。
これはコロナウイルスの影響で、有人店舗での販売を縮小せざるを得ない中、各業界が活路を開くために様々な自動販売機を設置していったという背景があります。
その中でも有力な一角として存在感を示しているのが、ご当地名物を扱っている自動販売機です。
これらの自動販売機は、その名の通りご当地の名産品を扱っています。
その顔触れは、名物グルメからその土地ならではの食材、果ては伝統的な工芸品や装飾品など多岐にわたり、今こうしている間にも様々な自動販売機が誕生していることでしょう。

日本の自動販売機事情

自動販売機と言われて想像するのはだいたい飲料品の自販機でしょう。 値段的にも100円からせいぜい1000円くらいまでで、お手軽に飲み物を買うためのものと捉えている方がほとんどだと思います。 しかし、中にはあっと驚く高級食材を扱っている自動販売機もあり、私たちの自動販売機観を覆してくれること請け合いです。

飲食物だけじゃない!レア自動販売機

両替用の自販機を除き、なんらかの商品を扱っている自動販売機のほとんどは飲料品と食料品です。 逆に言えば飲食物以外の自販機はかなりレアになります。 こちらでは、そんな風になかなかお目にかかれないレア自販機の一部をピックアップしておりますので、興味がある方は是非ご一読ください。

必見!映える自販機

自動販売機が注目されるのは、売っている商品だけではありません。 周囲の景観との兼ね合いのため、様々な試行錯誤がなされた結果、他の場所では見られない唯一無二の外観をした自動販売機は、それ自体が「映える」対象として注目を浴びるご当地名物と言っても過言ではないでしょう。